移動クリップ用AirTagホルダーを作る

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紛失防止タグを移動クリップで留められるようにすると、付け外しが楽ですし、落下も防げそうです。
以前作成した、二重カンを付けたAirtagキーホルダーと同じようにして、レザーで移動クリップ用のホルダーを作りました。

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材料

  • AirTag
  • ヌメ革
  • 水、容器
  • キッチンペーパー等
  • 革絞り用型、クリップ
  • ペン
  • はさみ
  • カッター、カッターマット
  • 穴あけパンチ
  • バネホック、打ち具
  • 角カン
  • 接着剤
  • 爪楊枝
  • 菱目打ち、ゴムハンマー
  • レザー用針、糸
  • レーシングポニーやラチェット付クランプ
  • ライター
  • 移動クリップ

作り方

以前、3Dプリンターで作った革絞り型を保管してあったので、流用しております。

型

ヌメ革を水に浸し、水気を拭き取ったら型にはめて押さえ、乾燥するまで放置します。

革絞り

型どおりに変形したら、裏に仕上がり線を描きます。
表と裏が必要なので 2回 型押ししました。

乾燥後

線の通りに裁断しました。バネホックを付けるための穴も開けておきます。

裁断・穴あけ

ベルト状になっている部分に角カンを通します。
ベルトの根元にヘッドとバネのホックパーツを取り付け、先端の穴は小さい方のパーツの穴と合わせて、ダボと足のホックパーツを取り付けます。

角カン通し・バネホック付け

接着剤を用意します。コニシの「G17」を使いました。
バネホックを付けたレザーを、ベルト部分で二つ折りにし、丸い部分の下半分だけ接着剤を付け、貼り合わせます。
細かい作業なので 爪楊枝を使いました。

接着剤

手芸用クリップなどで押さえて乾燥させます。

乾燥

乾燥したら、わずかにはみ出たレザーをカットして整えます(黄色部分)。
菱目打ちとゴムハンマーなどで、丸い部分の下半分(赤点線)より少し多めに菱目を開けます(青点線)。

形調整と菱目打ち

レザーを縫うときは、糸の両端に針を付けます。
レーシングポニーの代わりにラチェット付クランプを使っています。

縫い合わせ道具

縫い始めと縫い終わりは、丈夫になるように二重に縫うため、端から3つめの穴に裏から針を通し 縫い始めます。
革をはさんで、左右の糸の長さが同じ程度になるように調節します。

縫い始め

端へ向かうように、裏から針を通し、通した糸を除けながらもう片方の針を表から通して、糸を引きます。
同様に、端の菱目に、先に裏から→次に表からの順で針を通したら、今度は戻る方向で縫い進めます。
その際も、先に裏から→次に表からの順で針を通します。
こうして、どんどん縫い進めていきます。

縫い進み

端まで縫った後、二目戻ります。

縫い戻り

最後は両方の針と糸を裏側へ出して
その糸同士を結び
ほんの少し余裕を持たせて糸を切ります

糸結び・カット

今回使った糸はポリエステル素材なので、ライターで熱して押さえつけると解けなくなります。

縫い目溶かし

縫い終わったら隙間からAirTagを入れ、バネホックを閉じます。

AirTag入れ

角カンに移動クリップを付けて使います。
付けはずしが多いAirTagに使おうと思います。

完成

Attaching a loss prevention tag with a movable clip makes it easy to attach and remove, and it also helps prevent it from falling off.
Just like the AirTag holder I made before with a double ring, I created a leather holder specifically for use with a movable clip.

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