近所への買い物に丁度よいトートをいただきました。
ポケットの類は付いていません。
鍵や小銭入れが入る程度の内ポケットがあると便利なので、ファスナーで閉められる内ポケットを作り、トート自体の口もスナップで一カ所閉じられるようにしました。
トートに直接スナップを付けると、戻したい時に取るのが大変なうえ、痕が残るので、
縫い目を解けば簡単に元の状態に戻せるようにしてあります。
材料
- トートバッグ
- ポケット用布
- 定規
- はさみ
- ロックミシンやほつれ止め液など
- ファスナー
- アイロン
- ミシン、糸
- 手芸用クリップ、マチ針
- スナップ、打ち具
作り方
ポケットのサイズはお好みで良いのですが、今回は 29cm x 21cm のハギレの在庫があったので、これを使うことにします。
29cm の長さを、26cm と 3cm に切り分けます(黄色点線)。
大きい方の布にはほつれ止めをしておきました(赤点線)。

細い方の布は両脇を裏へ折り返して、アイロンで押さえておきます。

両脇を折ったら、今度は両端から中央へ折り返し、さらに、その中央で折りたたみます(赤点線)。
その状態で、周囲を縫い押さえておきます。

ポケット布の短辺とファスナーを中表にして合わせたら、縫い合わせます。
もう一方の短辺も、ファスナーの反対側と中表に合わせて縫い合わせます。

筒状になったらファスナーを開き、表側から見ながら、ファスナー脇の布を縫い押さえます。
両側とも縫い押さえておきましょう。

ファスナー脇を縫い押さえたら、再び裏返します。
先に作っておいた細長いパーツの幅程度、ファスナーの上に余裕を作って、ポケットの布を折りたたみます。
ファスナーを開いた状態にしてから、両脇を縫い合わせます(赤点線)。

開いておいたファスナーから表に返すと、ファスナーポケットの形になっています。
ファスナーの上を、細長いパーツの幅で縫い押さえておきます。

作ったパーツの中央に、スナップを付けます。
スナップは、細長いパーツにゲンコ、ポケット上部にバネ としました。

トートバッグの口の部分 中央に合わせて、作成したファスナーポケットを当て、本体と縫い合わせます。
逆側の中央に合わせて、細長いパーツを当て、本体と縫い合わせます。

トートバッグに内ポケットを付けることができました。
スナップを閉じることで、トートの口を押さえることができます。
内ポケットにはファスナーが付いているので、中に入れたものを落とす心配が減るはずです。
これでお買い物に持っていきやすくなります。

I received a tote bag that’s perfect for quick shopping trips around the neighborhood.
It didn’t come with any pockets.
To make it more convenient, I added an inner pocket that can hold keys or a coin purse, and it closes with a zipper. I also added a snap closure at the top of the tote itself.
Since attaching snaps directly to the tote can leave marks and be difficult to remove later, I designed everything so that it can be easily returned to its original state just by undoing a few stitches.
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